ユダヤ人大富豪の教え ~幸せな金持ちになる17の秘訣~ / 本田健
・実業家として成功するための3つの要素
1)何かをやろうと決めたら、その目標に向かって戦略を立てること
2)それを実行すること
3)それがうまくいくかどうかについて悩んで時間をつぶさずに、それをやり遂げる情熱を持つ
・幸せに成功するためには、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れる。
・自身が提供したサービスの質と量=自身が受け取る報酬額
・会社員でいる期間はできるだけ短くすること。自分が学びたいスキルを学ぶ学校というくらいの気持ちでいる。
・自分を知り、大好きなことをやる。
⇒夢を追いかけるのを忘れて、安定した人生を選んだ人間は、「退屈な人生を生きる終身刑」を自らに課している。
「自分が好きなこと」は、たとえ周りの人が評価してくれなくても、それをやるだけで楽しくてしょうがない、時間を忘れてしまう、そんなことである。
・普段考えることが現実の人生をつくっている。
・内面で起きている自分自身との会話を紙に書く。
・日常的に話す言葉が運命をつくる。
【人と接するときの心構え】
⇒この人と出会えて自分はなんて幸せなんだろう。この人のもとにたくさんの幸せとたくさんの豊かさが雪崩のようにやってきますように、と祈ること。
・ビジネス=人がお金を払ってもいいと思うぐらい価値あるサービスやものを提供すること
【ビジネス成功5原則】
1)好きなことを見つける
2)そのビジネスで成功に必要なことはすべて学ぶ
3)小さくスタート、短期間で大きくしない
4)儲かるシステムをつくる
5)自分がいなくても儲かるシステムをつくる
【目標設定成功5原則】
1)ワクワクするような目標を立てる
2)目標は細分化し、具体的な行動ステップを考える
3)目標を達成したときのご褒美と、失敗したときの罰を用意する
4)目標が達成したところをイメージして楽しむ
5)行動を起こす
・成功したければ、自分よりもはるかに優秀な人に囲まれて仕事をすること。
・夢見ることを忘れないこと。残念なことにほとんどの人間は夢を見ることを忘れてしまっている。
<所感>
タイトルに「大富豪」や「金持ちになる」というキーワードが含まれているが決して株や不動産などでお金を儲けるというた類の書籍ではない。
本書を通して、一番に感じたことはまず「目標をつくる」ということである。例えば、〇年後にはどうした人生を歩みたいか、だから今の会社で何を学びたいか、どういう自分をイメージすることにより、それに近づくための行動や言動ができるかということ。また、「目標をつくる」にあたり、それは本当に心からワクワクするものであるかということも関係してくる。
まずは、何にワクワクするか、何に関心があるかということを紙(ワード)に書き出すことから始めていきたいと思う。
人生について自分の持っていきたい方向へと考えることで、思考が現実化されていく。だから、話すときの言葉選びにも気をつけるとともに、自分自身への問いかけで、自身を強く大きくしていきたいと思う。