人生の勝算 / 前田裕二

・コミュニティが深まる要素として、1)余白がある、2)クローズドの空間で常連客ができる、3)仮想敵を作る、4)秘密、コンテクストや共通言語を共有する、5)共有目的やベクトルを持つ

・スナックでは、お酒を飲むというモノでお客さんは来るのではなく、待ち合わせ場所を提供していると言える。待ち合わせ場所を提供し、人間的なつながりができるコミュニティに価値が生まれ、人がより多くのお金をより長い期間にわたって消費する。

・とにかく人に好かれること。そのためにまずは相手を好きになること。人間関係は鏡であり、人は好意を受けたら好意を返そうとする生き物。苦手と思った人でも自己暗示をかけて「好き」と思うようにする。

・バカなところをさらけ出すことで、相手の懐に飛び込むことができる。

・コミュニケーションに必要なのは、相手の立場に立つこと。いろいろなタイプがいる中で、自分が相手にどういうふうに関わるかということを合わせる。

・何を大切にするかを決める。軸を持つことで、人生においての決断をぶれずに行うことができる。幸福の価値観は人それぞれだから、自分のコンパスを持つこと。

 

~所感~

今までは苦手な人に対しては、距離感を取ることがあり、それゆえに相手にそれが伝わるということがあった。「まずは自分が相手を好きになる」、そのために相手の長所>短所に目を向けて、その人から学ぶ気持ちを持って接したいと思う。