自分を変える習慣力 / 三浦将

 

1つの習慣を身につけることで、それがスイッチとなり、他のことに対しても習慣がみにつく。

例)早起き(スイッチ)⇒読書、運動、禁酒等

 

・とはいっても、1つの習慣をみにつけることは難しいので、「小さなアクション」を起こし続ける。

例)夜に一行だけ日記を書く、5分早く起きる等

⇒それがやがて、大きな変化をもたらす。

 

・知らない⇒知ってる⇒できる⇒やってる(無意識で行うレベルに落とし込む)

・不必要な習慣をやめる。その分時間、気持ち的に余裕が生まれる。

・習慣化を達成するためには、頑張りすぎないこと。三日坊主は最初の3日を頑張りすぎて挫折してしまう。

例)早起きを習慣化させるためには、毎朝5分ずつ起床時間を早める⇒慣れる⇒さらに少しずつ起床時間を早める。

⇒大事なことは、成果ではなくて、定着させること。頑張らない、無理しない、それでいて日々粛々とやることはやる。

・習慣化することで「快」を感じることが最も重要である。そうすることにより、自然と習慣がまわり始める。

「ワクワクマインドセット」

・努力すれば脳力は伸びる

・よくなりたい、難しいことに挑戦して成長したい

・失敗は自己投資、気づきの多い失敗は自己投資

・課題挑戦型、難しい課題もどうすれば解決できるか考えてみる

 

【本当の目的は何か?】

・これを達成したとき、どこにいるのか?

・誰といるのか?

・どんなことをしているのか?

・その場で見えているものは何か?

・どんな音が聞こえているのか?

・それをしているとき、どんな気持ちか?

・そのときの体の感覚は?

⇒このようにして、そのことがあたかも今、この瞬間に起きていて、それを体験しているようにイメージする。言葉に書き出すことで実現に近づく。

例)ダイエットをすることで、〇kg痩せることで、、、、

★ベネフィットを描く

 

・毎日できたかどうか明確にわかる目標にする。一日を終えた後に、進捗をメモに残すとよい。

・目標をポジティブな言葉にする

例)急いで食べないようにする⇒食事をゆっくり食べる

 

・普段やらないことをやってみる

⇒何か新しいことや難しいことを学習しようと快適領域を超える度に、脳内のニューロンが新しい結合をつくる。

・いつもと違う「決断」を一日一回以上取り入れる。決断に迷ったらより難しい方を選ぶ。そうすることでどんどん自身のポテンシャルが伸びていく。

 

・運動をすることで、ニューロンの結びつきが促進され、脳がパワーアップする。

 

・脳が処理する情報の8割が視覚情報

⇒少し目を閉じるだけで、脳の回復につながる

 

【傾聴】・・・人間は一番自分が好き、次に自分のことを理解してくれる人が好き

・相手が話しやすい雰囲気づくり

・笑顔

・うなずき、あいづち

・オウム返し

・相手の話に興味を持つ

・相手の話をさえぎらない

 

・「なぜ」で掘るのだけでなく、「どうしたら」という目的論にもつなげて考える。

 

・消極的な捉え方をする人は、自分だけにベクトルが向いている。つまり、自分のことしか考えていない。周りに望むのではなく、まずは自分ができることからやってみる。

⇒その捉え方は「積極的か?」ということを考えてみる。自分を傍観的に捉えてみる。

 

★良書

 

〇どんな人におすすめか?

「自分を変えたい」、でも何をすればいいかわからないという方に一歩踏み出すきっかけを与えてくれるのではないか。

例)小さなアクションを起こし続けること⇒ハードルが低いので始めやすい。

 

【具体的な行動】

・小さなことからコツコツと一日に取り入れる

例)英語での独り言2~3分、5分早く起床、誰かの良い点を一つ見つける、、、、

・何があっても、自分に非があると捉える

・相手の話を聞く。途中で話したいことがあっても自分の話は後回しに。

・「どうなりたいか」をイメージする

 

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