(4)一人暮らしのすゝめ
今回のテーマは『一人暮らし』についてです。
大学生や社会人になると親元を離れて一人暮らしをする機会が多くなるのではないかと思います。
自由を感じられる一方で、できれば実家を離れたくないと思われている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
また、一人暮らしをしたいけれど、親の反対があったり、金銭的に余裕がないという方もいるかと思います。
以下が『SUUMO暮らし調査』による男女別の実家暮らしを続ける理由TOP10です。
(引用元:『400人に聞いた!実家暮らしを続ける20・30代の理由』)
これを見たところやはり金銭的な回答が上位のように思えます。
みなさまはいかがでしょうか?
今回このテーマについて書かせていただくのは、ずばり一人暮らしのメリットについてお伝えしたいからです。
-一人暮らしによる3つのメリット-
- 自分で判断する習慣が身につく
- 金銭感覚が養われる
- 実家のありがたみに気づく
では一つずつ見ていきましょう。
1.自分で判断する習慣が身につく
『自分で判断して行動するからこそ、誇りと自信が持てる。』
一人暮らしだと生活に関わるあらゆることが自分の判断になります。
例えば、
・今日のご飯は何にしようか?
・部屋のインテリアはどうしようか?
・インターネットはどこと契約しようか?
・水道光熱費を抑えるためにはどうすればよいか?
それらの答えにたどりつくまでに数々の判断に迫られます。
これらの判断を通して、あなたがあなた自身の人生をコントロールしているということを実感することになります。あなたが人生の主役だからこそ、その人生を最大限に楽しむためにどのような判断をすべきか、それを考える思考回路が磨かれていきます。
2.金銭感覚が養われる
『一人暮らしとは自分という名の会社を運営することである。』
実家だと毎日の食卓の食材がいくらか、電気代や水道代はいくらかということを気にすることはほとんどないでしょう。
一方で一人暮らしとなると必然的に考えることになります。なぜならば、自分の収入に見合った支出、つまり『収入と支出のバランス』を考えて生活するようになるからです。「〇〇をしたい!△△が欲しい!」ということになれば、短期的に収入を増やすことは難しいので、いかに支出を減らすかが重要になります。その中で、あなたの金銭感覚は間違いなく養われていくことでしょう。
また、一人暮らしだとお金の流れがわかりやすいので、管理もしやすくなります。家計を圧迫している支出は何か?それはどうすれば抑えることができるかを考えます。京セラ創業者稲盛和夫氏の経営哲学の一つ『売上最大、経費最小』の「経費最小」にあたる部分ですね。
3.実家のありがたみに気づく
『親元を離れることで初めて親のありがたみに気付く。』
特に家事ですね。帰宅したらあたたかい夕食が用意されている、洗濯物が整頓された状態で置かれている、お風呂やトイレがピカピカにされている、そうしたことはすべて家の誰かがしています。実家だとそれが当たり前に感じてしまいますよね?しかし、一人暮らしだと今まであたりまえだと考えていたことをすべて自分でしなければいけなくなります。それを実体験するからこそ初めてそのありがたみに気付くことができます。
以上が一人暮らしの3つのメリットです。
いかがでしょうか?
「メリットはなんとなくわかるけど、やっぱりお金が厳しい、、、、」という方も工夫次第で実現できると私は考えています。
例えば、
・毎月実家に納めているお金を一人暮らしの費用に充ててみる
・毎月の支出を見直し毎月数千円から貯金し費用を捻出してみる
・物件の条件にこだわりすぎない
などです。
一人暮らしは実家暮らしより費用が掛かるのは言うまでもありませんが、それゆえに学ぶことが多いのです。結婚してからはできないし、20代の特権と言っても過言ではないかと思います。
前記事にも触れた自己投資と思って、一歩踏み出されてみてはいかがでしょうか?
今回も最後まで読んで下さりありがとうございます。
みなさまの今後の一助となれば幸いでございます。
■まとめ
・一人暮らしをすることにより、
1.自分で判断する習慣が身につく
2.金銭感覚が養われる
3.実家のありがたみに気付く