一流の働き方 / 川北義則

・商売で成功するためには、常に相手の立場で物事を考えること。例えば、魚釣りの場合、魚はどんな状態のときに餌に食いつくのか、魚の立場で考えて、釣り方を工夫する。

・人間関係において、人は誰でも人に好かれたいと思っている。しかし、好かれこと以上に嬉しいのは、自分に関心を持ってもらい、よく知ってもらうことだ。逆に最もつらいのは、嫌われることではなく、相手が自分に対して無関心であることだ。

・「上に言われたからやる」のではなく、「客に喜んでもらいたいからやる」というスタンスこそがサービス業に携わる人間の原点であり、自発的に「満足以上の感動」を客に与えるために働くべきだ。

・「もっと」という姿勢を持ち続ける。現状維持に満足せず、「もっと面白いこと」「もっと良いお店」等、あらゆることにさらに上を見つける。

・自分が関与した成果について、一流の仕事人はみんなに「支えられている」ことを忘れない。

・努力そのものが目的になっていて、何のために努力するのかという最終目的が見えない状態は避けよう。努力そのものに価値はあるのかということを考える。

 

~所感~

「相手の立場に立つ」ということは改めて大事だと感じた。例えば、メルカリで商品をを売る際には、どういう内容だと購入してくれるか、また、自分だったら何に疑問を感じ、何を知りたいかという客観的に見ることも意識したい。

また、SNSで投稿した際に、どういう内容だと反応してくれるのか?伝わるのか?ということを考えたい。成功か失敗か、その原因は何だろうか?ということを考え、常に相手目線、かつ自分が相手だったらどう思うかという視点を持ち続けよう。