伝説の新人 ~20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い~ / 小宮謙一、紫垣樹郎

・当たり前基準を高く設定する

⇒頼まれごとがあったら喜んで引き受ける、目の前のチャンスはすぐに手を挙げてつかむ、仕事に対しては手を抜かず全力で取り組む、人が嫌がることを買って出る仕事をくれた方の期待を超える行動を起こす、などを当たり前にするようにする。

・世の中で第一人者と呼ばれるような人は、みんなその分野でNO1のポジションを獲るまでそれに没頭している。

・常に相手の期待とを上回る。101%を目指し、サプライズや感動を加える。

・ひとつひとつの問題をどれだけ自分事として意識し、行動することができるか。その意識の高さこそ、当事者意識の高さである。

・頼まれた瞬間にお手伝いという意識は捨て、プロとして上司と同じ視界に立ち、何を成し遂げなければならないのかを責任を持って考え、行動する。言われたことだけをやるという発想は捨てること。

・ワクワクするような目標を設定する。達成の見込みで考えない。そして、設定した目標に対して、それを達成するために、あらゆる力を引き出す。

・目標から逆算し、今何をすべきかを考える。そして日々の小さな行動に落とし込む。

・目標を紙に書き出す。

・すべての失敗を学びに変える。

・できない理由ではなくできる理由を探す。

・成功したときは、なぜ成功したのかを言語化する。

・相手が喜ぶかどうかを基準に自身の行動を見直す。

・読書はテーマを絞り、集中的に読み込む。そしてアウトプットをする。

・与えられた役割でNO1を目指す

 

 

★良書

・「相手の期待を上回ること」、それが本書の核だと感じた。相手の期待を上回るためには、そのための行動が必要で、その心構えやどうすべきかについて言及されている。

 

【仕事の報酬は仕事】

・与えられた仕事をとにかく、しっかりとこなす。そうすることで、信頼が貯まり、新たな仕事をもらえることができる。だから、どんな仕事でもこだわりを持ち、丁寧に相手の期待以上のアウトプットを行うことが重要だと感じた。

【当事者意識】

・自分が主役というふうに捉えることが仕事も楽しくなってくる。今の自分には、いや昔から授業の議論などでも自ら参加しようとせずに、流されるままに行っていた。自分の意見が否定されるのが怖いということだけども、結局は前に進めようという当事者意識が欠けているんだなと思う。

【相手が喜ぶ行動をする】

・やはり、社会は人と人との関わり。その中で一番重要なのは良好な人間関係の構築であると思う。それゆえに、自分が何をされたらうれしいかということを考え、それを相手にする。見返りを求めず、まずは自分から相手を好きになること、そうすれば相手も返答してくれると思う。だから、まずは自分から。そして、ペーペーシップ。

【テーマを絞り、集中的に学ぶ】

・好奇心が旺盛だといろいろと手をつけたくなるが、テーマを絞り短期的に集中して行うことで、それが自分の身になると思う。だから、今何がスキルとして、あるいは知識として必要かということを明らかにし、学んでいくべきだと感じた。