20代のいま、やっておくべきお金のこと / 中村芳子

・若い時からお金のことを考えておかないと、人生やりたいことがやれなくなる。

・未来の自分へのプレゼントが「貯金」である。

・20代ではとにかく仕事力の土台を磨く。

・5年、10年と将来を見据えて、そのために今の行動をとる。

・口座は複数持ち、それぞれの役割を持たせる(例:生活、殖やす、緊急等)

・新聞を読まないやつはこの先生き残れない。

 

<所感>

お金を貯めるには攻めと守りがあるということ。攻めは収入自体を増やす、守りは支出を抑える。収入を増やすには、自身がスキルアップすることで仕事から得ることができる収入が増える。支出を抑えるには、社会保険料や税金などの費用を抑える方法を学ぶことなどが言える。両方をバランスよく身に着けることで最大限のお金を生み出すことができる。

本書は決して、お金を貯めるための方法、例えば株などの投資のことを語っている本ではないと感じた。どちらかというとこれからの時代を生き抜くためには、どういう行動をとっていくべきかが核となっており、そこでお金が生きる上で必要不可欠なので触れているように思える。

「若いうちは仕事の実力をつけること」、これが一番自身に響いた気がする。そのためには、仕事で成果を出すための勉強をすることが重要である。専門知識であったり、行動規範となる一流のビジネスマンの心構えが必要だと思う。