20代でやっておきたいこと / 川北義則

・若さは何よりの宝物である。あらゆる可能性を信じて、どんどん突き進んでいく。

・とにかく何でも見てやろう、何でもやってやろうの精神で仕事に臨む。

・つまらない仕事にもベストを尽くす。つまらないことを一生懸命するのも一つの才能である。

・自分に解決できない問題は絶対に自分には降りかかってこない。

・もう十分やった、と思うほどやってみる。そう思えることが「愚行」である。

・叱られることに強くなる。

・上司、先輩が打ち解けてきてもなれなれしくしない。態度は部下の謙虚さを持つ。

・仕事のデキる人間を目指すなら、徹底して人の話をよく聞くこと。

・当たり前のことを当たり前にする。

・「数字」に強くなること。円高や円安などから経済の背景も知ろうとすること。

・怠けたいなら面倒くさいことを早く片付けてしまうこと。それが結果的に楽である。

・目標には期限を設ける。

・言い訳をしないこと。言いたいことがあったとしても、まず「申し訳ございません」と謝罪をすること。

・大人になるということは、自分の稼ぎで食べるということ。足りないなら足りないなりに過ごすか、バイトでもして稼ぐ。

・愚か者は金を持って死んでいくために貧乏で暮らす。

・「日本のこと」を知らないのは恥である。

・世の中のことをもっと疑いの目で見る

・一流の人、一流のモノに接する

・「食べていければ十分」では夢がなさすぎる

・将来を不安に思うのではなく、今を楽しむことを考える。今を楽しまないで一体いつを楽しむのか。

・悪い想像はしないこと。想像することでその通りになる確率を高めてしまう。未来に対して好ましい想像を膨らますこと。

 

 

【可愛がられる人間になる】

・会社の上司や先輩に好かれること、そうすることでいろいろと教えてくれやすい雰囲気を作り出し、自身の成長にもつながる。アドラーも言っているように、人間の悩みのすべては人間関係をよりよくすることで改善されると思う。そのためには、相手の話をよく聞くこと、可愛がられる行動をとることが非常に重要になるかと感じた。簡単な方法は相手に興味を持ち、相手を好きになること。そうすれば相手もそれを感じ取り、自分にも返ってくる。

 

一流の人、一流のモノに接する

ここでもモデリングというキーワードが結びついた。「一流」にはそれほど人を引き付ける魅力がある。そうした場に積極的に足を踏み入れることにより、その秘訣を知ることができ、自分も少しずつ一流に近づいていくと思う。一流に触れるにはどうしてもお金がかかってしまう、それをためらうことなく行い、いわゆる自己投資することで将来自分自身に返ってくるのではないかと思う。とにかく今に20代のうちに、そうした一流と言われる人やモノに触れ、感性を磨いていきたいと思う。

 

【未来はよくなると思う】

守りの人生ではなく、今を楽しむ。将来が不安だから貯金をする、そうした守りはしないこと。そのためには明日明後日は暗くなるというふうに考えるのではなく、明るい未来が待っているというふうに前向きに生きる。そうすれば、自ずと心から自然とバイタリティが溢れてくるはずだ。