夢をかなえるゾウ3 ~ブラックガネーシャの教え~ / 水野敬也
・夢をかなえたいのなら、それ相応の「痛み」が必要。
・自分の持ち物で本当に必要なものだけを残し、必要のないものは捨てる。
・目標を誰かに宣言する。
【一つの分野でマスターするために】
・うまくいっている人のやり方を調べる。
・一度自分のやり方を捨て、うまくいっている人のやり方を徹底的に真似る。
・空いた時間をすべて使う。
・合わない人を褒める
・気まずいお願いごとを口に出す。
・今までずっと避けてきたことをやってみる。
・自分の仕事でお客さんとして感動できるところを見つける。
・一度儲けを忘れて、お客さんを喜ばせることだけ考える。
・自分にとって勇気が必要なことを一つ実行してみる。
・余裕のないときにユーモアを言う。
・苦しみを楽しみに変えるには、苦しみを乗り越えたときに手に入れられる「楽しみ」を考えつくすこと。そして、苦しみを超える量の楽しみを見出したとき、苦しみは楽しみに変わる。
【苦しみを楽しみに変える方法】
1)目の前の苦しみを乗り越えたら手に入るものを、できるだけ多く紙に書き出す。
2)欲しいものが手に入っていくストーリーを考えて、空想を膨らませていく。
3)手に入れたいものを目に見える形にして、いつでも見れる場所に置いておく。
4)これらのやり方をさらに自分流にアレンジする。
★良書
生きていく上で大切な指針が一言でまとめらているだけでなく、ユーモアたっぷりでサクサク読むことができる。
<所感>
一番に感じたことは、「うまくいっている人のやり方を調べる」、つまりモデリングだと感じた。例えば、自分のロールモデルを見つける、一流の人、成功している人がどのようにそうなったのかの要因を知ろうとする。可能であれば、教えを乞う。経営者、上司、先輩、後輩、だれからもよいと思ったところを吸収すること。そのためには自分のやり方を捨てるという素直さ、吸収力も非常に大切だと感じた。
そして、夢をかなえるためには、「痛み」が伴うこと。例えば、早起きをするのにも、自分自身に打ち勝つ、睡魔に打ち勝つという「痛み」が伴う。弱い自分に挑戦するためには、「苦しみを楽しみに変える方法」を実践するのが効果的なのではないかと思う。
・モデリング:成功している人の方法を素直に真似る
・ベネフィットを描く:夢を達成させることで何を得ることができるかを深く掘利下げる