(3)20代で考えるお金との付き合い方
早速ですが、みなさまは彼をご存知でしょうか?
ヘンリー・フォード (Henry Ford)
顔は見たことなくても、名前は聞いたことがあるという方はたくさんいらっしゃるかと思います。
世界を代表する自動車会社フォード・モーターの創業者である彼は以下のような言葉を遺しています。
"Old men are always advising young men to save money. That is bad advice. Don't save every nickel. Invest in yourself. I never saved a dollar until I was 40 years old."
『年寄りは若い者に貯金をしろと言うが、それは間違っている。最後の一銭まで貯めようなどと考えてはいけない。自分に投資しなさい。私は40歳になるまで、1ドルたりとも貯金したことなどなかった。』
今回彼を取り上げたのは、『自己投資』についてお話しさせていただきたいからです。
ただ「自分に投資しなさい!」といっても、 貯金しなかったら、将来大丈夫?老後は?といったことも思われるのではないでしょうか。そう思われるのは当然かと思います。
なぜなら実際に日本社会は少子高齢化で若い世代の年金支給額の減額や消費税の増額などに関してメディアで目にすることが多いからです。
堀江貴文氏は近畿大学の卒業式のスピーチで以下のことを述べています。
『老後のことは老後になって考えましょう。いくら準備していても50年後のことはわからない。』
(参考動画:堀江貴文(ホリエモン)伝説のスピーチ ー近畿大学卒業式ー - YouTube)
今の時代を生きる若者に大切なメッセージを伝えています。
『人は経験で磨かれる。』
人はとにかくどれだけ経験するかで、その人の人間性が形作られます。
20代だと多くの方がご家族やお子さんをお持ちではないかと思います。つまりお金を自由に使える時期であるし、だからこそお金を眠らせるのではなく、自分自身に使ってください。ましてや20代は何事も吸収しやすい時期でもあります。
お金は使うからこそ、価値が発揮されると言っても過言ではありません。
その特性を生かさなければ、いわゆる宝の持ち腐れとなってしまいます。
自己投資って言われても、何をすればいいのだろう?と思われる方もいらっしゃるかと思います。難しく考える必要はありません。
例えば、
・洋服や化粧品を買って自分磨きをする。そして、将来のパートナーを見つける。
・高級なスーツや靴を買ってみる。そして、何かを大切に扱うことを学ぶ。
・英会話を学んでみる。そして、外国人の友達を持ち、文化の広さを感じる。
・思い切って一人旅に出掛けてみる。そして、困難に一人で乗り切る成功体験を積む。
・高級なレストランに行ってみる。そして、一流のサービスを体感してみる。
・毎月500円でもコンビニや団体に寄付してみる。そして、社会に関わっていることを実感し、感謝する。
選択肢は無限にあります。
あくまで具体例ですので、あなた視点でどんどん出てくるかと思います。
お金の力は計り知れません。強大です。
だからこそ今あなたの口座に眠っているお金を毎月数千円からでもいいので
あなた自身のために、将来の自分自身のために使ってみてはいかかでしょうか?
お金という名の水をあなた自身に与えてあげてください。
今より確実に大きく成長しているあなたが待っているはずです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
みなさまの今後の一助となれば幸いでございます。
■まとめ
・貯金脳から投資脳へと変えること
・将来のための貯金ではなく、将来のための投資を行うこと
・お金を使って経験を買うこと