市場を創る逆算思考/木瀬照雄

・「満足」と「感動」では大きな違いがある。

・お客様からのクレームは宝の山だと思う。それがお客様との現在のギャップである。

・開発では「何のために?」を考える。例えば、シャワーは何のために存在するのか等

・何のために仕事をしているのか?を考えるために、次の3つの立場から自分の仕事を見る。

1)未来からの視点:10年後にはどうなりたいか。次に5年後。そのために今から3年間は何をすればいいか

2)2ランク上の立場から見る:係長なら部長、課長なら役員、部長なら社長の立場になって、広い視野から自分の仕事を見る

3)お客様からの立場から見る:どちらがいいかわからなくなったときは、お客様の立場から考えれば決して間違えることはない。

・何のための会社か、お客様と社会にとって必要な会社であり続けるにはどうすればいいか、その答えを真摯に求め続ける

 

~所感~

日常生活でも相手の「満足」ではなく、「感動」を求めて行動したいと思う。そのためにどうすれば喜んでくれるか?を1段階ではなく、2-3段階と深く掘って考えたいと思う。一方で、与えすぎても迎合した感じになりかねないのでそこのバランスを気を付けたい。

金持ち父さん貧乏父さん/ロバート・キヨサキ

・会社が必要としている技術を身に着けるために何かを学ぶのではなく、自分が学びたいことを自由に学ぶ

・お金がなくても、どうすればそれを買うことができるか?ということを考え、頭を働かせる。

・お金がどのように動くかを理解し、お金のために働くのではなくお金を自分のために働かせる

中流以下の人間はお金のために働く。金持ちは自分のためにお金を働かせる。

・人生で大切なことはどれだけのお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けることができるか

・頭の良い人は自分より頭の良い人を雇う

・ファイナンシャルインテリジェンス

1)会計力:貸借対照表損益計算書といった財務諸表を読んで理解できる能力

2)投資力

3)市場の理解力

4)法律力

・将来を見渡しながら、自分はどんな技術を習得したいと思っているかじっくり考える。いくら稼げるか、ではなく、何を学べるか、で仕事を探す。

・人が金銭的な成功を手に入れられない最大の原因は、金持ちになる喜びよりも損をする苦しみの方を考えてばかりいるから

・自分の心に聞いて、「正しい」と思うことをする

 

~所感~

お金に対する知識は増やしていかなければ、ずっと働いてばかりで年収が増えないと感じた。どうすればお金を生むことができるかを日々考えなければいけない。

まずは日経新聞を毎日読み、世の中の流れを理解し、自分なりの考えを持つようにしていきたい。

自分を最高値で売る方法 / 小林正弥

・自分を「商品」と見立てること

・人の高次の欲求を満たしてくれるのは「体験」による精神的欲求充足。外国で様々な人と出会い、交流し、成長するというのが楽しい。また、新しい体験ができないと自分という商品価値が磨かれない。

・何にコミットすることで報酬が変わる

(最高値)カスタマーサクセスを売る:海外出張のプレゼンで成功すること

     価値を売る:英語のプレゼン力が上がる

(最安値)モノを売る:英語のテキスト:レッスンそのもの

★顧客がもっとも実現したいサクセスを売ることで最高値で売れる。結果にコミットしてあげる。

・自分ではなく顧客を動かす。例えば、ライザップは自分ではなく最終的にコミットするのはお客様。自分が動いて結果を出すのは疲弊し、効率も悪い。人を動かしてお金をもらう。

 

~所感~

様々な経験をすることで自分の商品価値が磨かれるということが心に残った。これまで海外に行き、貧しい国、文化的に日本と大きく相違がある国・地域にも行き、そのとき何かを生み出したわけではないけど、今の自分自身の考え方に枝を生やしていると感じる。それがいわゆる「教養」と言われるのかなと感じた。

これからも経験を通して、自分自身の人間としての幅を広げてinterestingな人間になりたいと思う。

日経新聞マジ読み投資術 / 渡部清二

日経新聞は3つの視点を持って読み込む。

1)新聞に「何が書いているか」を理解する

⇒記事の背景やマーケット規模がわかる数字を読み取り、記事の内容を理解する

2)自分の考えをまとめる

⇒記事から読み取った事実とは別に、「私はこう思う」という付加価値をつける

3)反対側の見方をする

 

・誰もが見ている記事を見逃してはいけない

⇒一面に掲載されるということはそれほど新聞社が伝えたいこと。自分が興味なくても、世間と同じ方向に関心を向ける

 

・8つの漢字を探しながら読む(年、初、最、新、発、転、脱、改)

⇒市場や事業の変化を伝えたり、変化の兆しを示唆したりする記事によく使われる。

 

・人口減少や少子高齢化のようなマクロな課題を見る際に、「もし自分が政治家だったらどうするか」という視点で考えてみる。

 

・企業のマーケット規模を知る

⇒最高益、上方修正があったとしても、市場自体が小さければ大きな成長は望めない。市場規模を捉える感覚を磨こう。

 

・株価は実態経済を半年から1年ほど織り込んで動く。なぜなら投資家は「半年後にこの業界が注目されるだろう」、「1年後にこの企業の業績は良くなっているはずだ」と判断して株を購入するため、未来の業績や株価が今の株価に反映される。つまり、実際の業績よりも株価が先に動く。

 

・景気の方向性を探るという意識を持って読むことで、内容が異なる記事がつながっていく。例えば、「記録的猛暑」という記事があれば、ではその次に何が起こるかという記事から連想できることを連想ゲームのように考えていく。

 

~所感~

今までは日経新聞を義務として仕方なく目を通す感じで読んでいたため、その日の一面の内容は何だったかを忘れることが多かった。

記事はどんな内容か、派生してどういったことが考えられるかを毎日20-30分時間を取り、ノートにまとめていきたいと思う。継続は力なり。

日経新聞を読むことで、今後の世界はどのように変化していくかということを考えることが一番大切だと感じた。

 

インディペンデントな働き方 / 藤井孝一

・インディペンデントな働き方とは、自分のやりたいことをやってお金を稼ぐ働き方。そのための第一歩は自分のやりたいことを見つけること。成功しそうなことや稼げそうなことを我慢してやっても、結局はサラリーマンと同じこと。成功しそうなことや稼げそうなことではなく、自分のやりたいことを見つける。

・自分は何をやるために生まれてきたのか。人生のテーマを見つけるヒントは自分の好きなことの中にある。寝る暇を惜しんで没頭してしまうようなことは何なのか。

・好きなこと⇒得意なこと⇒必要とされていることで考える。

・10年あれば必ず何かの専門家になれる。10年後のありたい姿を想像し、今の自分を変える。

・迷ったらGO。何か依頼されてできる自信がなくても、まずは引き受けてみる。しかし、投げ出してはいけない。

・まずは自分の肩書を考える。自分のやりたいことを棚卸して、誰に向けてどんな商品をどうやって提供するのかをとことん突き詰める。

・朝一番で思いっきりアクセルを踏む。1時間で決めた仕事をフルパワーで終えると、不思議とそのあとはモチベーション高く取り組むことができる。

 

~所感~

・自分のやりたいことを見つけるためにはやはり日頃からどういったことにワクワクするかということを考え、共通点を棚卸すべきだと感じた。自分棚卸シートを用いて、一度整理してみたいと思う。

 

日経新聞の読み方<第1弾>

1)日経新聞の朝刊の1面で気になったトピックを一つ選ぶ

2)トピックから想起されること、知っていること、疑問に感じることをA4ノートに記載する

3)2)の後に、記事を読み、どういった内容が書かれているかをポイントを押さえて記載する

4)読み終えた後に気になったこと、疑問点を芋づる式に調べる。

・人々の生活や企業活動にどういうふうにつながりそうか。この記事に関わるステークホルダー(企業等)はどこか。

 

【ポイント】

・完璧に調べ上げるのではなく、20分という時間の中で調べれることのみ調べる。それを一日一日継続する。

・「増えた、減った」等ではなく、具体的にどれくらいという数字で記載する。

 

目安時間:20分

バカとつき合うな / 堀江貴文・西野亮廣

・我慢癖が自然と身についていて、それゆえに本当にやりたいことを自分自身で見えなくしてしまっている。今日常的にやっていることで、やりたくてやっていること、やりたくないけどやっていることの境目を見るようにしよう。そして、「やりたくてやっていること」を大切にしよう。

・失敗しても命はなくならない。失敗さえも歓迎する気持ちで、とにかくやってみよう。死ぬこと以外かすり傷。

・宣言するということは自分で後戻りできない状況を作ること。簡単に実現できることではなくて、背伸びしても届くものでもなくて、びっくりするくらいのことを言ってみる。言ったことに後悔しても(笑)

・勤務時間とは会社に奪われた時間。だから勤務時間をおろそかにして、長電話をしてしまったり、無駄な作業をしてしまう。

・善意で行うことは必ずしも相手にとって善意として受け取られるわけではない。本当に相手は喜んでくれるのかということを立ち止まって考えよう。

 

~所感~

公言するということが大事だと感じた。確かに公言して何かするということは今までしてこなかったと感じる。そうした人は白い目で見られる、意識高い系と思われるから、結果を出したときにだけ言おうという感じだったと思う。

まずは、一日1ツイートを継続して、自分の考えを整理するとともに、見られているということで自分に強制力を持ちたいと思う。

ツイートの目的は、1)誰かに有益な情報を届ける、2)自身のアウトプットの場としたい。