100%好かれる1%の習慣 / 松澤萬紀

・マナーは所作ではなく、相手を気遣う心が大切である。

・「また会いたい」と思われるために、「相手に喜んでもらうこと」をほんの少し意識する。

・相手に寄り添ったプラスアルファの一言を。相手の印象に残るためには、最後の1秒を大切にする。

・人のためになる行動はまわりまわって、結果的に自分のためになる。

・幸せ預金=見返りを求めずに、「与えよう」の気持ちで行動すること。

・「スピード解決」で相手の印象に残す。早く行動することで、相手は自分のためにすぐに行動してくれた、つまり優先度が高いと感じる。

・相手が話す割合を8に、自分が話す割合を2にする。

・自分の聴きたいこと以上に、相手が何を話したいかを引き出すことがコミュニケーションでは大切。

・3割多く褒める。

・相手が言われたら嬉しい言葉を察知して、言ってあげる。

・「ありがとう」と言われた瞬間こそが、自分は誰かの役に立てていると確信できる瞬間である。

・1分でも遅刻は遅刻。相手に連絡を入れておくこと。

・第三者を介して褒めた方が、褒めの効果が数倍アップする。

・やれる、できる、大丈夫!と自分に前向きの言葉をかけてあげる。

・今の自分を認めてあげる、自分を褒めてあげる。それだけで自分に自信を持つことができる。

 

★良書

 

<所感>

「人の役に立とうという気持ちを持つ」、これが最も印象的に残った。この言葉を自身の頭に入れていれば、あらゆる場面で行動指針になるかと思う。「人の役に立つ」ということは他者への貢献、それがまわりまわって自分に返ってくる、生きていることに対する充実感も感じるかと思う。

「人の役に立つ」には、相手が何を求めているかという視点も必要になる。人間関係だけでなく、仕事においても間違いなくつながってくる。

とにかく、「人の役に立とうとすること」、これをモットーに生きたいと思う。

ユダヤ人大富豪の教え ~幸せな金持ちになる17の秘訣~ / 本田健

・実業家として成功するための3つの要素

1)何かをやろうと決めたら、その目標に向かって戦略を立てること

2)それを実行すること

3)それがうまくいくかどうかについて悩んで時間をつぶさずに、それをやり遂げる情熱を持つ

 

・幸せに成功するためには、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れる。

・自身が提供したサービスの質と量=自身が受け取る報酬額

・会社員でいる期間はできるだけ短くすること。自分が学びたいスキルを学ぶ学校というくらいの気持ちでいる。

・自分を知り、大好きなことをやる。

⇒夢を追いかけるのを忘れて、安定した人生を選んだ人間は、「退屈な人生を生きる終身刑」を自らに課している。

「自分が好きなこと」は、たとえ周りの人が評価してくれなくても、それをやるだけで楽しくてしょうがない、時間を忘れてしまう、そんなことである。

・普段考えることが現実の人生をつくっている。

・内面で起きている自分自身との会話を紙に書く。

・日常的に話す言葉が運命をつくる。

【人と接するときの心構え】

⇒この人と出会えて自分はなんて幸せなんだろう。この人のもとにたくさんの幸せとたくさんの豊かさが雪崩のようにやってきますように、と祈ること。

 

・ビジネス=人がお金を払ってもいいと思うぐらい価値あるサービスやものを提供すること

【ビジネス成功5原則】

1)好きなことを見つける

2)そのビジネスで成功に必要なことはすべて学ぶ

3)小さくスタート、短期間で大きくしない

4)儲かるシステムをつくる

5)自分がいなくても儲かるシステムをつくる

 

【目標設定成功5原則】

1)ワクワクするような目標を立てる

2)目標は細分化し、具体的な行動ステップを考える

3)目標を達成したときのご褒美と、失敗したときの罰を用意する

4)目標が達成したところをイメージして楽しむ

5)行動を起こす

 

・成功したければ、自分よりもはるかに優秀な人に囲まれて仕事をすること。

・夢見ることを忘れないこと。残念なことにほとんどの人間は夢を見ることを忘れてしまっている。

 

<所感>

タイトルに「大富豪」や「金持ちになる」というキーワードが含まれているが決して株や不動産などでお金を儲けるというた類の書籍ではない。

本書を通して、一番に感じたことはまず「目標をつくる」ということである。例えば、〇年後にはどうした人生を歩みたいか、だから今の会社で何を学びたいか、どういう自分をイメージすることにより、それに近づくための行動や言動ができるかということ。また、「目標をつくる」にあたり、それは本当に心からワクワクするものであるかということも関係してくる。

まずは、何にワクワクするか、何に関心があるかということを紙(ワード)に書き出すことから始めていきたいと思う。

人生について自分の持っていきたい方向へと考えることで、思考が現実化されていく。だから、話すときの言葉選びにも気をつけるとともに、自分自身への問いかけで、自身を強く大きくしていきたいと思う。

道をひらく / 松下幸之助

・志を立てる。

 

・明るく朗らかに挨拶を交し合う。

 

・働き方のくふう

⇒人より1時間余計に働くことは尊い。努力である。勤勉である。だが今までよりも1時間少なく働いて、今まで以上の成果を上げることも、また尊い。そこに人間の働き方の進歩がある。怠けろとういうのではなく、楽をする工夫をすることが大切。

 

 

伝説の新人 ~20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い~ / 小宮謙一、紫垣樹郎

・当たり前基準を高く設定する

⇒頼まれごとがあったら喜んで引き受ける、目の前のチャンスはすぐに手を挙げてつかむ、仕事に対しては手を抜かず全力で取り組む、人が嫌がることを買って出る仕事をくれた方の期待を超える行動を起こす、などを当たり前にするようにする。

・世の中で第一人者と呼ばれるような人は、みんなその分野でNO1のポジションを獲るまでそれに没頭している。

・常に相手の期待とを上回る。101%を目指し、サプライズや感動を加える。

・ひとつひとつの問題をどれだけ自分事として意識し、行動することができるか。その意識の高さこそ、当事者意識の高さである。

・頼まれた瞬間にお手伝いという意識は捨て、プロとして上司と同じ視界に立ち、何を成し遂げなければならないのかを責任を持って考え、行動する。言われたことだけをやるという発想は捨てること。

・ワクワクするような目標を設定する。達成の見込みで考えない。そして、設定した目標に対して、それを達成するために、あらゆる力を引き出す。

・目標から逆算し、今何をすべきかを考える。そして日々の小さな行動に落とし込む。

・目標を紙に書き出す。

・すべての失敗を学びに変える。

・できない理由ではなくできる理由を探す。

・成功したときは、なぜ成功したのかを言語化する。

・相手が喜ぶかどうかを基準に自身の行動を見直す。

・読書はテーマを絞り、集中的に読み込む。そしてアウトプットをする。

・与えられた役割でNO1を目指す

 

 

★良書

・「相手の期待を上回ること」、それが本書の核だと感じた。相手の期待を上回るためには、そのための行動が必要で、その心構えやどうすべきかについて言及されている。

 

【仕事の報酬は仕事】

・与えられた仕事をとにかく、しっかりとこなす。そうすることで、信頼が貯まり、新たな仕事をもらえることができる。だから、どんな仕事でもこだわりを持ち、丁寧に相手の期待以上のアウトプットを行うことが重要だと感じた。

【当事者意識】

・自分が主役というふうに捉えることが仕事も楽しくなってくる。今の自分には、いや昔から授業の議論などでも自ら参加しようとせずに、流されるままに行っていた。自分の意見が否定されるのが怖いということだけども、結局は前に進めようという当事者意識が欠けているんだなと思う。

【相手が喜ぶ行動をする】

・やはり、社会は人と人との関わり。その中で一番重要なのは良好な人間関係の構築であると思う。それゆえに、自分が何をされたらうれしいかということを考え、それを相手にする。見返りを求めず、まずは自分から相手を好きになること、そうすれば相手も返答してくれると思う。だから、まずは自分から。そして、ペーペーシップ。

【テーマを絞り、集中的に学ぶ】

・好奇心が旺盛だといろいろと手をつけたくなるが、テーマを絞り短期的に集中して行うことで、それが自分の身になると思う。だから、今何がスキルとして、あるいは知識として必要かということを明らかにし、学んでいくべきだと感じた。

0ベース思考 / スティーヴン・レヴィット、スティーヴン・ダブナー

・子どもの学力の低下⇒果たして学校教育のせいか?実は家庭に問題があるのではないか?そういった視点で物事を考えること。

 

<所感>

「常識を疑う」、これが最も伝えたかったことではないかと思う。大人になるにつれて、様々な知識が付き、先入観で囲まれることになる。常識を疑うとは言葉では簡単に表現できるが、実践するのは非常に難しいかと思う。常日頃から、A=Bということに対して、本当にそうであるのか?そうした疑問を抱くことが重要となってくる。

常識を疑うということは今当たり前にやっていることを違う方法に変えたり、そもそもその工程をなくしたりということにつながるため業務改善にも十分につながってくると言える。

まずは、生きている中で自然にA=Bと考えてしまっていることに疑問を呈すことから始めていきたい。

20代のいま、やっておくべきお金のこと / 中村芳子

・若い時からお金のことを考えておかないと、人生やりたいことがやれなくなる。

・未来の自分へのプレゼントが「貯金」である。

・20代ではとにかく仕事力の土台を磨く。

・5年、10年と将来を見据えて、そのために今の行動をとる。

・口座は複数持ち、それぞれの役割を持たせる(例:生活、殖やす、緊急等)

・新聞を読まないやつはこの先生き残れない。

 

<所感>

お金を貯めるには攻めと守りがあるということ。攻めは収入自体を増やす、守りは支出を抑える。収入を増やすには、自身がスキルアップすることで仕事から得ることができる収入が増える。支出を抑えるには、社会保険料や税金などの費用を抑える方法を学ぶことなどが言える。両方をバランスよく身に着けることで最大限のお金を生み出すことができる。

本書は決して、お金を貯めるための方法、例えば株などの投資のことを語っている本ではないと感じた。どちらかというとこれからの時代を生き抜くためには、どういう行動をとっていくべきかが核となっており、そこでお金が生きる上で必要不可欠なので触れているように思える。

「若いうちは仕事の実力をつけること」、これが一番自身に響いた気がする。そのためには、仕事で成果を出すための勉強をすることが重要である。専門知識であったり、行動規範となる一流のビジネスマンの心構えが必要だと思う。

超一流の雑談力 / 安田正

オノマトペを使うことでひきつける話になる

(例:雨が降ってきた⇒雨がザーッと降ってきた)

・一文を短くし、リズミカルに話す

・開口一番は「よろしくお願いします!」から

・笑い話は記憶に残りにくいが、興味のある話は記憶に残りやすい。funnyではなくinterestingな話題を持っておく。

・相手の興味を見極めたうえで実用的なウンチクを伝える。

・自分の得意分野を磨く。一方でどんな人にも対応できる話題も持つ。

・相手の話に価値があるというリアクションをとる。

・「そうですね」で止めずに、「一言足して」返す。

・オウム返しで相手の話を引き出す

(例:(相手)この前、マラソン大会に出ました⇒(自分)マラソン大会に出られたんですか?)。これで終わるのではなくて、プラスワンで例えば、「フルマラソンですか?」などを加える。

・何か特別なことをされているんですか?などの質問で相手が自然と語りだしてしまう質問をする。自分が生活の中で頑張っていることやこだわっていることを褒められれば誰でもうれしくなる。

・会話が終わったら、相手との会話の内容をメモにとる。そして2回目以降の会話の話題につなげる。

・家を出た瞬間から口角を上げる。

・話を少しだけ盛る。

・相手を褒めるときはつぶやき褒め。つぶやくように感想を言う、相手を褒める。

・クッションを入れる癖をつける

(例:お忙しいところ恐縮ですが、 / 恐れ入りますが、など)

・間で緩急をつけ、相手の注意を引く。大事な話をするときは、少し溜める。

・お会計のときに店員さんと一言話す。

 

 

<所感>

・「一言プラス」を心がける

⇒まだ会話が始まっていない場合、一言話しかけるだけで会話が広がってくる、それは今までの経験から言えることである。その一言を発するのに非常に勇気がいるけれど、その一言を発すれば自然と物事が動き始める。すでに会話が始まっているときも、一言増やすだけで相手は自分と話してくれる態勢なんだと思ってくれて、良好な関係にもつながるかと思う。

・口角を上げる

⇒これをすることで、話しかけやすい人、つまりおもしろい人なのではないかと思われるのではないだろうか。いつも表情がなく、話しかけづらいというのではなく、軽く口角を上げる、そうすることで自身の気持ちも明るく前向きになるかと思う。

 

話をおもしろく話すには、芸人の話し方が非常に勉強になるのではないかと思う。オチの持っていきかたやリズム、テレビを観て学びにつなげたいと思う。